2022年4月29日(祝金)
今日は高知駅に向かう。
奈半利駅は終着駅で始発駅。
奈半利駅発の列車は午前7時台、午後3時台、4時台の3本の快速を除くと、あとはすべて普通列車のようだ。
12:32発 土佐くろしお鉄道 普通列車 奈半利駅→安芸駅
しんたろう1号は、オープンデッキがついている。
デッキがついている分、乗車席が少なめ。
(上の写真は安芸駅で撮影)
窓の外のデッキに出ることができるが、オープンなので雨の日は濡れる。
13:09発 土佐くろしお鉄道 普通列車 安芸駅→高知駅
安芸駅発の列車も午前8時台、午後3時台、4時台、5時台の4本の快速を除くとすべて普通列車。
途中の駅でぼんやり窓の外を見ていると、赤い列車がすべり込んで来た。
塗装が明らかに別仕様。
『四国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり』という観光列車で、ネットで見た。
窓越しだし雨だし焦って撮影してボケてるけど載せてしまおう。
乗っていたご婦人と目が合った。
私「きれいな列車ですねぇ」
ご婦人「乗り心地も良いですよー」
的な会話が2人の心の中で交わされた。
列車が発車する際には会釈し合って、互いの旅の無事を祈り合った。
(ほんとか?)
14:24 高知駅に到着。
駅に着いたら晴れていた。
12:32から14:24まで2時間弱列車に乗っていた。
駅に着いてすぐみどりの窓口に行き、明日から使う予定の四万十・宇和海フリー切符を get。
この切符をネットで見つけた私をほめたい。
これからの4日間、列車代はこれひとつでまかなえるという優れもの(5,040円)。
念のため明日からの高知駅から松山駅までの旅程を窓口係の人に言って、その経路なら本当にお得ということを確認してから購入。
2日目は、楽天ANA楽パック 飛行機+1泊の1泊部分で予約したホテル港屋に宿泊。
駅から歩3分と近いところにしたつもりだけど、駅前で見回してもすぐには見つからない。
駅を背にして、向かって右側にスーパーホテルは見える。
分かりやすくて良いなぁ。
でもスーパーホテルとはシンメトリーの左側なことは確かなのでそちらへ進む。
隊長のスマホの経路案内の調子が悪く、「会社のスマホなら一発なのに !」とブツブツ言っている。
何とか辿り着きチェックイン。
駅には近いが見えにくいところにあると思った。
ホテル港屋外観
5階の和室の4畳半だが、明るい。
すでにふとんが敷いてあり、テーブルと座椅子は押入れの中に。
非常にコンパクトだが、必要なものはすべて揃っている。
難を言えば、部屋とユニットバスの間の段差が行き来しにくい。
押入れの中にテーブルと座椅子
もう15:00過ぎなのにお昼を食べていない。
奈半利駅で史跡を見に行った時、駅そばのスーパーで何か買って来てくれれば良かったのに、とずっと責められていた隊長だった。
ひろめ市場に繰り出した。
15:30に到着。
まず席を確保したいところ。
確保したら私が席で待ち、隊長は食糧調達に向かう。
室戸荘の女将さんがひろめ市場に来た時、「自分達はカツオはいつも食べられるので・・餃子がおいしかった」と言っていたのでまず餃子を確保。
屋台餃子 安兵衛の焼餃子
後で知ったが東京の恵比寿と目黒にも出店していた。
美味しかったけど。
その他、買ったものは以下。
土佐巻
うつぼ南蛮
とろマグロにぎり寿司
お腹が空き過ぎて撮影し忘れていたので、後でお店の人に許可をもらい商品を撮影した。
食べ物を購入したお店で紙コップをもらえば、冷水機でお水を飲むことができる。
遅いランチ後、市内を散策する。
16:30 隊長が実家にフルーツの配送を依頼。
ひろめ市場近くの大橋通りのフルーツ大橋屋
女将さんが言っていた、りんごのように皮をむき白い部分も食べるという小夏(ニューサマーオレンジともいう)を中心に柑橘系をチョイス。
小夏の食べ方
大橋通りのアーケード
街中に「津波浸水想定区間」という看板があった。
龍馬誕生地に行く。
17:00 『坂本龍馬誕生地』の看板と碑がある。
龍馬の誕生地は路面電車が走る大きな道路沿い。
高知城に近いところに住んでいたようだ。
裕福な家だったらしい。
司馬遼太郎著作の『竜馬がゆく』は面白かった。
8巻あるが一気に読んだ。
龍馬を『竜馬』としているのは、歴史書ではなくノンフィクションとフィクションを交えた小説だという作家のメッセージらしい。
幕末の抗いようのない時代の動きの中で、日本をより良い方向に導こうとする人々が生き生きと描かれている。
司馬遼太郎氏、すごいです。
17:00 『龍馬の生まれたまち記念館』に行く。
ショップにTシャツがあったが、買おうとしたシャツのサイズがなくて買えなかった。
残念。
坂本龍馬 脱藩のルート
記念館の前に設置されていた説明板
クリックして拡大すると文字が読めるかも。
17:45 近藤長次郎邸跡に行く。
近藤長次郎
『饅頭商人の息子として生まれ饅頭屋長次郎とよばれた。
幼少期から聡明で、龍馬や勝海舟と行動を共にした。』
龍馬の誕生地とそれほど離れていない。
路面電車は走っていないが、わりと大きな道沿いにある。
ただ、碑のみなので少々見つけにくかった。
近くの本屋さんに聞いたら、現在は道路となっているところに家があったそうだ。
18:30 武市半平太(瑞山)の道場跡に行く。
武市半平太(瑞山)
『幕末の志士。土佐勤王党(尊王攘夷)を組織。』
実際に邸と道場のあった場所は30m東と推定されているらしい。
坂本龍馬もよく出入りしていたそうだ。
現在はビル2棟が建っている。
上記4か所は、徒歩で行ける範囲にある。
ホテルに帰る途中に路面電車を見かけた。
『ごめん』行きなんてかわいくて絶対撮りたくなるでしょう。
色違いの『ごめん』行き
21:00 夕食は、ソライロというお店でラーメンと屋台餃子を食べた。
アサリらーめんが一押しのようだが、2人ともその時はアサリの気分ではなく、中華そばを注文。
今、ものすごくアサリらーめんを食べたいんですけど !
屋台餃子
アサリらーめん!
ホテルのユニットバスは非常に狭いが、大浴場(5人用くらい)があるのでそちらに入りに行く。
先に1人入っていたが、その後貸し切り状態に。
誰も入っていない時、入口越しに撮影。
入浴後マッサージ台を体験してみる。
マッサージチェアはよくあるけど、寝るタイプのは珍しい。
背中のあたりがローラーでグーンと持ち上げられる感じ。
途中で男性が隣りの台を使い始める。
この男性は3か月前から仕事でこのホテルに滞在しているそうで、マッサージをほぼ毎日しているらしい。
とても自分には効くと言っていた。
私にも効けばいいけど。
非常階段の隣りの部屋だったが、これだけ明るいといざという時安心。
2022年4月29日(祝金)
2日目の行程
室戸岬→奈半利駅→高知駅
2日目の支出
【交通費】
バス 室戸岬→奈半利駅 1,200x2
電車 奈半利駅→高知駅 1,340x2
電車 翌日から使う高知宇和海フリー切符 5,040x2
【宿泊費】
楽天トラベルANA楽パック(航空費+1泊 39,200X2)のうちの1泊なので1日目で計算済
【食費】
ひろめ市場
安兵衛の焼き餃子 500x2
土佐巻 500
うつぼ南蛮 480
とろマグロにぎり寿司 1,000
ソライロ
ラーメン 910+780
屋台餃子 430
計 2,120
酒・水 約2000
【その他】
龍馬の生まれたまち記念館 入館券 300x2